先月の始めのことでしたが、地区のお祭りがありました。
参道の入り口に提灯。この黄色いゲートなんなんだろうと思っていたけど、こういう時に使うんだねー。
参道を通って、奥にある山を登ったところにお宮があります。
連日の雨でぬかるんで危ないということで、公民館からお宮に向かって神事を行う。田んぼの毛並み?がすごい・・・。
船の形の山車。大昔、この辺りは海だったからか、穂高神社(海神族の祖神が祀られている)の系列だからかな。
以前はみんなで担いで山の上のお宮まで登ったそうだけど、今はみんな高齢化したのと人手不足のため、通りに出すだけになっている。
100年以上受け継がれてきたお囃子を皆で。13曲ほどある。正直どれも似ているので、覚えるのに時間がかかりそう。「イカリ」など、海を連想させる曲名もあるのが興味深いです。
地元の小学校の美術部の生徒たちが描いた灯籠。
祝宴のために、蜂取り名人が地蜂の巣を獲ってきてくれました。この辺りでは蜂の子を珍味として食べるのです。
「サクサクしてて旨いぞ、スナック感覚で」とのこと。蜂の中でも、特に地蜂が美味しいんだとか。
せっかくこの地域に越して来たのだから、私も蜂の子を食べてこの地域の人になるのだ!と、覚悟を決める。
まずは、みんなでピンセットでほじりだす。なかなか根気のいる作業。
その後はフライパンでからっと乾煎りしてお塩で。・・・・・・・普通に美味しかったです。
地蜂は爪ほどの大きさの蜂で、土の中に巣を作るんだけど、蜂獲り名人には小さな蜂が巣を大きくするための土をくわえて飛んでいくのが見えるらしい。
そして、目で追って巣の場所を特定。入り口に燻煙を焚いてガバッと手を突っ込んで獲る。
途中、巣へ戻ってくる蜂たちがいるけど、土をくわえているから攻撃してこない、気にするな、と。名人・・・かっこいい。
夜はお楽しみの富くじの時間。この時だけは、この地区から出ている家族も集まるらしく、結構な人数。TVや羽毛布団や松茸やメロンなど、景品が豪華!かたや、アルミ台車や草刈り機の替え刃、雪かき用のスコップなどの実用品もあったりして。盛り上がりました。
なんと、私は一等賞のオーブンが当たりました!!草刈り機の替え刃も当たったヨ!
しかし、ものすごい仲間感。おじさんたちの話を聞いたりするのはとっても楽しい。
この後、しばらく祭りロスに陥りました。またおじさんたちとワイワイしたい。